「売上を、減らそう。」

この主義の経営者が増えれば、

間違いなく日本の働き方が変わることでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アラカン・ブロガーの

「アンクル☆イズ」です。

 

誰もが、売上を増やそうと思うはずですが、

今回紹介する方は、

「売上を、減らそう。」の著者の中村朱美さんです。

 

私も若い頃、約20年近く飲食業に従事していましたが、

労働時間は長く、ピーク時間帯は本当に大変でした。

今思えば、若かったから出来たのかもしれませんね。

 

従業員が資産である発想で、

働き方が改革されるということは、

本当にすごいことだと思いました。

中村朱美さんのプロフィールは

1984年 京都府亀岡市生まれ。

専門学校の職員として勤務後、

2012年9月に飲食事業や不動産事業を行う「株式会社minitts」を設立。

 

1日100食限定をコンセプトに、

美味しいものを手軽な値段で食べられるお店「佰食屋」を開業。

2015年3月に 「佰食屋すき焼き専科」、

2017年3月に「佰食屋肉寿司専科」、

2019年6月に「佰食屋1/2」を開業し、

現在4店舗を運営。

 

テレビや雑誌などのメディアで多数紹介される。

幼小中高校(英語)の教員免許、秘書検定1級、

製菓衛生師、宅建、 図書館司書免許などの資格を持つ。

 

とても笑顔が素敵なパワーママさんです。


・はばたく中小企業・小規模事業者300社 2018

・第32回人間力大賞 農林水産大臣奨励賞

・日経ウーマン ウーマンオブザイヤー2019大賞

・ForbesJAPANウーマンアワード2018 新規ビジネス賞受賞

・関西財界セミナー2019 輝く女性賞受賞

などの、数多く受賞歴のある方です。

 

各メディアで話題沸騰中の「佰食屋」とは

京都市の西院駅の近くに有るシンプルで家庭的なレストランで、

10坪ほどの広さで、客席はたったの14席です。

お昼だけの営業で、メニューは3種類のみ。

1日100食限定ではぼ毎日完売しています。

 

無添加無科学調味料にこだわったお店で、

国産牛のステーキ丼が人気メニューです。

毎日、行列が出来るお店です。

メニュー価格は一食1000円前後で、

現在4店舗の経営で年商1億円を達成しました。

著者の中村朱美さんの働き方理念

中村朱美さんの会社は、

従業員が働きやすい会社と、

会社として成り立つ経営とを両立させて、

見事に成功されています。

 

会社の売上がどんどん伸びて、従業員が忙しくなってしまい、

働くことがキツくなってしまったら、意味がありません。

従業員がいてこそ、会社は成り立ちます。

 

従業員が資産であって、

お客様よりも従業員を大切にするそうです。

 

著者の中村朱美さんのお父様が、

以前レストランのシェフをされていて、

帰宅の遅いお父様は、過酷な労働をさせられているのだと思っていたそうです。

幼い頃中村朱美さんは、夕食は家族みんなで食べたかったそうです。

 

その為に、自分の会社においては、

働き方を改革して、早く帰宅できるようにして、

皆が幸せになることを願っているそうです。

 

「佰食屋」の目標は、とてもシンプルで、

本当においしいものを提供して、

100食売り切って、早く帰宅しよう!

たったそれだけだそうです。

 

社員を犠牲にしてまで 「追うべき数字」 なんてない

 

「佰食屋」の事業は、とってもシンプルです。

本当にいいものを、必要な数だけつくって、売る。

利益を追求するより、「本当に働きたいと思える会社」をつくること。

 

会社の資産はお金ではなく従業員であるって、

従業員が長く働ける環境を作ること。

 

毎日同じ数量を完売することで、

フードロスを限りなくゼロに近づけることが出来る。

人件費と原材料費とで、約80%かけている。

今までにはない、新しい飲食業の数字です。

 

売上をギリギリまで減らしても、

会社は継続できて、発展して、みんなが幸せになる。

そんな働き方を広げて行きたいそうです。