FXには不可欠な「レバレッジ」

という仕組みがあることをご存知ですか。

 

この「レバレッジ」を上手く使いこなしている、

FXトレーダーたちが、

多くの利益を獲得しているのです。

 

ブロガー兼トレーダーの

「アンクル☆イズ」です。

ご訪問ありがとうございます。

 

今回はFXにおけるレバレッジについて、

間違って理解しないように解説しますので、

よろしくお願いいたします。

資金の何倍もの運用が可能

まずレバレッジとは、

「てこの原理」と言われていて、

 

自分のお金を担保にすることで、

それ以上のお金を借りて取引をする。

というイメージになります。

 

株式での信用取引は最大3倍となっていますが、

FXレバレッジは国内でしたら最大25倍まで、

海外のFXなら500倍〜1000倍まで、

資金を大きくして運用することができます。

 

例えば20万円の資金があるのに対して、

25倍のレバレッジをかけたとすると、

20万円×25倍となって、

500万円分の取引が可能ということになるのです。

 

取引といっても、

500万円が増えたとか、

500万円が減ったということではありません。

 

例えば1ドルが100円の時に、

ドルを500万円分買ったとすると、

1ドル100円ですから5万通貨手に入ります。

 

5万通貨保有している状態で、

1ドルが101円に値を上げた場合、

1通貨あたりの利益は1円となるために、

 

5万通貨×1通貨1円の利益となって、

儲けが5万円ということになります。

 

これとは逆に、

1ドルの値が99円に下がってしまうと、

5万円の損失が発生してしまいます。

 

レバレッジの利用によって、

取引通貨量を増やすことは可能になりますが、

その分利益も損失も同じように、

大きくなるということです。

レバレッジに対する誤解

ネット上に存在する、

初心者向けのFX情報サイトの中には、

「レバレッジのかけ過ぎはよくない」とか、

「レバレッジが高いのは危険」

と書かれていることがあります。

 

しかし、それらの良く無いという理由が、

ほとんど書かれていません。

 

実はレバレッジによって利益や、

損失が拡大するということは、

誤解を招いたりします。

 

正確にはレバレッジにかける、

取引通貨量が増えるため利益や、

損失が大きくなるということです。

 

取引通貨量が100万円で、

レバレッジ5倍とレバレッジ50倍とで、

比較してみましょう。

 

どちらも1ドル100円の時に買ったとします。

その後1ドルの値が99円になったとしますと、

この場合どうなるでしょうか。

 

レバレッジ5倍の場合は、

1万通貨×1通貨あたり1円の損となって、

1万円の損失となります。

 

レバレッジ50倍の場合は、

1万通貨×1通貨あたり1円の損となって、

1万円の損失となります。

 

理解いただけましたでしょうか?

取引通貨量を変えなければ、

いくらレバレッジを大きくしたとしても、

損失額は変わらないということになります。

損失を確定するロスカット

初心者の方に気を付けていただきたいことに、

レバレッジとあわせて、

損失を確定するロスカットがあります。

損失を確定するロスカット

レバレッジと共に覚えていただきたいのが、

ロスカットがあります。

 

FXトレードをするにはFX業者に対して、

証拠金を入金しなければいけません。

 

その証拠金と関係しているのが、

ロスカットになります。

 

取引で発生している損となる部分が、

証拠金の一定の割合に達した時に、

これ以上の損失を出さないために、

FX業者のシステムが強制的に決済する。

ということがロスカットです。

 

よくFX会社のホームページをみると、

ロスカットは大きな損失から、

FXトレーダーを守るためのシステムと紹介しています。

 

FX初心者の方はこれだけを見ると

守ってくれるので、

安心してトレードができると思うかもしれません。

 

しかし、為替レートには変化があるので、

利益が出せる可能性がある場合でも、

強制的に決済されてしまうということになります。

 

もちろんありがたいことなのですが、

無駄になってしまうことがあるシステムなのです。

 

なので、

ロスカットを回避することについて、

しっかり理解しましょう。

 

ロスカット回避のためには、

必要証拠金と証拠金維持率について知ることが、

必要になりますので、

順に説明していきます。

必要証拠金とは

レバレッジによる信用取引をおこなうために、

最低限必要とされる証拠金のことを、

必要証拠金になります。

 

必要証拠金の求め方は、

取引高はレート×取引通貨量となりますので、

「取引高÷最大レバレッジ」となります。

 

例えば、最大レバレッジ25倍のFX業者で、

1ドル100円の時に1000通貨取引をした場合、

 

レート100円×1000通貨÷レバレッジ25倍で、

必要証拠金4000円となるわけです。

証拠金維持率

続きまして、

証拠金維持率について説明します。

 

証拠金維持率とは、

ロスカットになるかどうかを判断する指標になります。

 

例えば、

あなたの証拠金が5万円で、

必要証拠金が1万円だとしたら、

 

5万円÷1万円×100で、

500%の証拠金維持率があるということになります。

 

FX業者によってロスカットになる基準は異なりますが、

50%というところが多いです。

 

最大レバレッジが高いFX業者を選ぶことによって、

ロスカットを防ぐことができる場合があります。

 

最大レバレッジが25倍と1000倍では、

必要証拠金がかなり変わってきますよね。

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